ヘクトール・バベンコさん(アルゼンチン出身の映画監督)が、地元メディアによると13日、心臓発作のためブラジル・サンパウロの病院で死去、70歳。

 46年、アルゼンチン生まれ。同国の作家マヌエル・プイグの小説を原作とした映画「蜘蛛(くも)女のキス」を監督し、86年のアカデミー賞でウィリアム・ハートが主演男優賞を受賞した。中南米の映画界を代表する巨匠で、ブラジル国籍を取得して制作活動の大半は同国で行った。同国のテメル大統領代行はツイッターで「ブラジルの映画と文化を無限の才能で照らした非凡な映画監督」と記した。(リオデジャネイロ=田村剛)