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 トルコのエルドアン大統領は16日、イスタンブールのアタチュルク国際空港で記者会見し、クーデターの動きを批判。「この過ちからすぐに戻るべきだ」と訴えた。

 エルドアン氏は、この動きは同氏と対立し、米国に在住しているイスラム説教師ギュレン師の一派によるものだとし、「軍内部にも警察内部にも様々な形で入り込んでいる」と指摘。また「(反乱軍は)国民を守るために買った武器で国民を撃っている」と話し、反乱軍に関わった兵士らの拘束をすでに始めていると明らかにした。

 エルドアン氏によると、トルコ南西部のマルマリスに滞在後、イスタンブール入りしたが、マルマリスで滞在していたホテルは同氏が離れた後に爆破されたという。また、自身の首席秘書も拉致されている、としている。

 イスタンブール到着前にはCNNトルコのインタビューで「クーデターは成功しない。広場や空港に集まるように」と述べ、国民に対して軍への対抗を呼びかけるとともに、自らも街に出ていくと話した。また、別のテレビインタビューでは、大統領自身に対する攻撃などは行われていないとし、クーデターの試みは国民の意思に反していると批判した。(カイロ=高野裕介)