【動画】京都・祇園祭の前祭の山鉾巡行=久保智祥、伊佐恭子撮影
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 祇園祭・前祭(さきまつり)の山鉾(やまほこ)巡行が17日、京都市中心部であった。華麗な装飾で「動く美術館」ともいわれる23基の山や鉾が、「コンチキチン」の祇園囃子(ばやし)を奏でながら都大路を進んだ。今年は日曜日にあたり、台風の影響を受けた昨年より12万5千人多い19万人(京都府警発表)が沿道を埋めた。

 直前に降った雨もあがった午前9時、長刀(なぎなた)鉾を先頭に四条烏丸を出発。四条河原町の交差点などで進行方向を変える豪快な「辻回し」が披露されると大勢の見物客から歓声が起きた。

 府警は前祭の山鉾巡行が3連休中となり、例年以上の混雑を予想。後祭(あとまつり)を含め、前年より約170人多い延べ4730人の警察官で警戒する。フランスなど海外で相次ぐテロを受けて巡行エリア周辺に金属製の防護柵を設置し、車両の進入を警戒。金属探知機や警察犬を使い、爆発物や不審な液体などがないか調べた。(久保智祥)