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 登山ブームで老若男女が山に向かう時代。今年から8月11日が「山の日」として新たな国民の祝日になる。映画にとっても、山は古今東西人気があるテーマ。日本を代表する映画カメラマンの木村大作(77)や山を熟知する人に、山の魅力を聞いた。

映画カメラマン・木村大作監督に聞く

 「神々しいものに会いたいから山に行くんだろうね。想像の範囲内ではなく、想像を超えた景色に出あえたらキャメラを回します」。木村はこう語る。

 山を舞台にした日本映画で必ず名前があがるのが、「八甲田山」(1977年)だ。明治時代に多くの犠牲者を出した旧陸軍の雪中行軍遭難事件を描き、当時30代だった木村が撮影を担当した。実際に厳冬の八甲田山で撮られた圧巻の映像で知られる。主演の高倉健や木村にとって、大きな転機になった作品だ。

 「黒沢明さんは『用心棒』で宿場町のセットを作ったけど、今だと何十億円もかかると思う。俺に本物を作れるような大金はない。だけど大自然に行けば本物が撮れると思った」

 2009年には初監督作「劔岳 点の記」が大ヒットした。明治時代、日本地図を完成させるために立山連峰の山岳測量に挑んだ人々の実話が原作。「剱岳がよく見える場所で、新田次郎さんの『劔岳 点の記』を一気に読んで、映画化しようと決めたんだ」

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