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 共産党奈良県議団などでつくる団体が作成した講演会のチラシに、「陸上自衛隊は『人殺し』の訓練」と書かれていたことが分かった。党県委員会の細野歩委員長は取材に対して「災害救援など大事な役割を果たしている姿への国民の認識とのずれはあり、説明を足してもよかったかもしれない」と話している。

 党県委員会によると、団体は「軍事基地のない平和な奈良県を守る会」で、チラシは同県内への陸自駐屯地誘致に反対する昨年10月の講演会に合わせて作成された。党の機関紙「赤旗」などへの折り込み用に約3千部作られたという。細野委員長は「(チラシの文言は)元隊員の言葉からとったもので、人を殺傷する訓練をしていることも真実」とも話している。

 県防災統括室によると、奈良県は全国で唯一、陸上自衛隊の駐屯地がない。県は大規模災害への対応などのため、ヘリポートを併設した駐屯地の誘致を国に要望している。