文・写真 安斎耕一
テーマ曲を聴くたび、期待に胸弾ませる人も多いだろう。日本を代表する怪獣映画シリーズ「ゴジラ」の最新作「シン・ゴジラ」が公開中だ。ゴジラの襲来でパニックに陥る日本が舞台。混乱する政府内で、現場を率いてゴジラと対峙(たいじ)する内閣官房副長官の矢口蘭堂を演じた。
小学生の頃、1954年の第1作を見たのがゴジラとの出会いだ。「とにかく怖かった。眼帯をつけた芹沢博士も強烈で今回、博士の役を期待していたんですけど、リアルな政治家役もやってみたかったのでうれしかった」
118・5メートルという史上最大の体長、フルCGを使うなど前例のないゴジラ作品はSFアニメ「エヴァンゲリオン」シリーズの庵野秀明監督が生み出した。役作りも監督と濃密な会話を重ねて探っていったという。「矢口の人物像は、普段感情を表に出さないのに、ゴジラの出現で内にたまったマグマが出てくるようなのがいいかと。ある意味、矢口の成長物語になったし、役に深みが増して僕自身が成長している感覚になれたのは収穫でした」
ゴジラが日本を壊滅状態に追い…
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