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 国民生活センターは21日、「水素を発生する」とうたうパック型の入浴剤によって、やけどを負う恐れがあると注意を呼びかけた。お湯につけるとパックの表面温度がすぐに90度程度になるという。

 センターによると、入浴剤は不織布などのパックに封入され、専用のプラスチックケースとセットで売られている。入浴剤のパックをケースの中に入れ、お湯に沈ませると泡が出る。体に良いとうたって販売しているケースが見られる。

 7歳の女児が今年1月、ケースに入った入浴剤を湯の中から拾い上げたところ、手に軽いやけどを負った。そのためセンターが市販の6銘柄を調査。すべての銘柄でパックの表面が90度程度になり、最長で3分間持続した。全銘柄のケースには、子どもの指が通るほどのすき間があり、パックに触れて、やけどを負う恐れがあることが分かった。

 さらに、湯から取り出すと、パックの表面から高温の蒸気が発生。直接触れなくても、蒸気によって、やけどする可能性もある。配合成分から水と反応して発熱しているとみられる。水素が本当に発生しているかは調べていないという。