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 静岡県藤枝市教育委員会は21日、市内の小学校でジャガイモに含まれる植物性自然毒「ソラニン類」が原因の食中毒が起きたと発表した。校内で栽培したジャガイモを試食した6年生児童のうち25人が吐き気や頭痛などの中毒症状を訴えたが、全員が軽症。県によると、ジャガイモが原因の食中毒は県内で44年ぶりだという。

 藤枝市教委によると、児童らは15日の理科の授業中、校内の畑で12日に収穫したジャガイモをゆでて、食べたという。間もなく児童の一部が急性症状を訴えた。

 県によると、ソラニン類はジャガイモの芽やその根元のほか、光にあたって緑色に変色した部分にも多く含まれる。また、十分に生育していない家庭菜園などの小さなジャガイモの場合、ソラニン類を比較的多く含んでいることがあり、注意が必要だという。