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 組織ぐるみのドーピングが発覚し、8月のリオデジャネイロ五輪にロシア陸上チームが出場できなくなった問題で、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は21日、出場を求めるロシア側の訴えを却下したと発表した。国際陸上競技連盟が定めた個人資格での出場基準を満たした選手を除き、ロシアの陸上選手はリオ五輪に出場できない。

 国際陸連は6月、ドーピング問題への改革が不十分だとしてロシアの資格停止処分の継続を決め、ロシアはリオ五輪へ出場できなくなった。ロシア・オリンピック委員会は国際陸連の処分取り消しと、ドーピング違反になっていないロシアの68選手の五輪出場を求めたが、CASは処分は有効と判断。女子棒高跳びの世界記録保持者エレーナ・イシンバエワらの出場を認めなかった。

 ロシア選手団全体の出場停止を検討している国際オリンピック委員会は24日、理事会を開く。今回のCASの判断も考慮し、数日以内に最終決断する。(ロンドン=河野正樹

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