[PR]

(22日、大相撲名古屋場所13日目)

 前へ、前へ。十両の宇良が会心の相撲で9勝目を挙げた。

 自分より体重が60キロ重い朝弁慶との対戦。立ち合いで相手の懐にもぐりこむ。朝弁慶が苦し紛れにはたき込んできたタイミングで、ぐいっと前へ。左で相手の右足を渡しこみながら寄り切った。「押せたというか、流れに乗れました。いい相撲がとれたと思います」と宇良。

 9日目の相撲で痛めた右足首の状態について問われると、顔をしかめ、少し語気を強めて言った。「痛いとも言いたくないですし、足首の話は別に」。戦っている以上は少しの弱みも見せたくない。小さな勝負師のプライドがのぞいた。

こんなニュースも