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 2014年3月に消息を絶ったマレーシア航空MH370便(乗客乗員239人)について、同国とオーストラリア、中国の3カ国は22日、インド洋南部で続く海底捜索の範囲で見つからなかった場合、捜索を中止する方針を決めた。現在の捜索範囲約12万平方キロのうち、すでに9割以上の捜索を終え、年内には全範囲の捜索を完了する予定。

 クアラルンプール近郊で22日に開かれた3カ国の担当閣僚会合後の共同会見で、マレーシアのリオウ運輸相が発表した。リオウ氏は「捜索は中止であって終了ではない」とし、「機体の発見につながる新たな証拠が見つかれば、次のステップに向けての検討がなされるだろう」と述べた。

 これまでに、インド洋西部の島やアフリカ東部の海岸などでMH370便のものとみられる残骸の一部が見つかっているが、機体の発見には至っていない。海底捜索にはこれまでに約1億3500万ドル(約143億円)が投じられた。(シンガポール=都留悦史)

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