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増田寛也氏 都知事選・主な候補者の横顔

 街を歩く人に小走りで駆けより、手を握る。多い日は10カ所以上でマイクを握り、市場や農園なども見学する。「こんなもんじゃない。知事になったら、さらに走り回る」。岩手県知事を3期12年務めた。その1期目の4年間で、230回に上る「県政懇談会」を県内各地で開いた。

 影響を受けたという父の盛(さかり)さんは、旧農林省の官僚から参院議員を務めた。亡くなった後、机の引き出しから農家1軒1軒を回り、現状を記した手帳がどさっと出てきた。「そうやって現場を歩いていたのか」

 東京生まれの東京育ち。趣味は岩手県知事時代にはまったサイクリングや、高校時代から好きなラーメンと読書。「本屋に行くと、妻に『今日はやめなさい』と言われる。コントロールされてる」と笑う。ただ今回の出馬は、「急すぎて、反対する時間もなかったみたいです」。(小林恵士