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 世界文化遺産に登録された国立西洋美術館本館の設計にもかかわった建築家の故・坂倉準三氏が、1950年に建てた住宅が軽井沢町に残っていた。復興住宅として戦後間もないころに建てられた。現在残っているのは、軽井沢町だけという。

 東京帝大で美術史を学んでいた坂倉氏は、建築に関心を持ち、1929年に渡仏した。建築家のル・コルビュジエに師事し、都市計画などにかかわった。戦前に開かれたパリ万国博覧会の日本館や、新宿駅西口広場などの設計を手がけたことで知られる。坂倉氏が設立した坂倉建築研究所によると、国立西洋美術館は、コルビュジエの基本設計に基づき、坂倉氏が前川國男氏らと実施設計を担った。

 今回、「A型住宅」と呼ばれる建物が軽井沢の別荘地で確認された。戦後、物資の乏しいなかで住宅需要に応じるため、工場で作った柱や壁を現地で簡単に組み立てられるようにした。強度を保つため、一部にA型の柱が用いられている。中2階と吹き抜けを持つなど、現代でも通用するモダンなデザインが特徴だ。

 当初は、1950年に個人の住…

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