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 自宅浴室に長男(当時3)を閉じ込めたとして、大阪府警は27日、堺市堺区柏木町4丁のアルバイト常峰渉(つねみね・わたる)(32)と、妻の美香(23)の両容疑者を監禁容疑で逮捕し、発表した。共に「風呂に閉じ込めていない」などと容疑を否認しているという。長男の英智(えいち)ちゃんはその後、死亡した。体に複数のあざなどがあったことから、虐待がなかったかも捜査している。

 捜査1課によると、両容疑者は共謀し、昨年6月14日午後3時15分~7時44分、自宅の浴室に外から施錠して、長男を監禁した疑いがある。長男はその後、意識不明のまま病院に搬送され、4日後に入院先で死亡。死因は低酸素性虚血性脳症だった。

 両容疑者は当時、長男と長女(2)の4人暮らし。長男の体には複数のやけどやあざがあり、救急隊などから府警に連絡があった。

 今年1月、美香容疑者は朝日新聞の取材に応じ、「長男は夫と入浴中に意識がなくなった。夫は『トイレから戻ったら(長男が)浴槽の水に顔をつけて倒れていた』と言っていた」と説明。「長男はよく転んだり、自傷行為をしたりする子だった。虐待行為はない」と話していた。