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 売っているのは小倉アイスだけ。そんな和菓子屋さんが千葉県木更津市吾妻2丁目にある。「東屋菓子舗(あずまやかしほ)」。「木更津の夏の味」として慕われる自家製の小倉アイスの味を開店以来60年間守り続けている。

 「営業中」ののぼりはあるが、正面に看板がないのでわかりにくい。それでもお客さんが入ってくる。職場でみんなで食べるのか「10個ください」と注文する制服姿の女性。「全部10円玉でいいですか」と財布から一つ一つ10円玉を取り出す女の子。1個150円(税込み)だ。

 注文を受けてから金見代(かねみよ)俊枝さん(79)がアイスを取り出し、もなかに挟んで仕上げた。袋に入れた後、新聞紙で包んでくれる。保冷剤などはない。飾りっ気のないのも、この店の持ち味になっている。

 1956年、JR木更津駅東口で和菓子職人だった俊枝さんの夫、昇さんが店を立ち上げた。当時は様々な和菓子も売っていた。現在の吾妻2丁目に移ってきたのは1972年ごろという。昇さんが亡くなった16年前に息子の一さん(58)が退職して俊枝さんと一緒に店を切り盛りすることに。その時から小倉アイスだけになった。

 一さんは「お袋も作り方を覚え…

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