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(28日、三重大会 いなべ総合10―4津田学園)

 いなべ総合は6―2で迎えた六回無死一、三塁で、藤井が低めの直球を右中間へ打ち返した。適時二塁打で2点を追加した。「6点はトラウマ。早く抜け出したかった」と藤井。昨夏の三重大会決勝では、6―3で迎えた九回に一挙5点を奪われて逆転された。身をもって野球の怖さを知った。「点差があっても追いつかれる」

 この日は、二回に追いつき、三回には敵失や藤井、深瀬の適時打などで5点を奪い、突き放した。それでも、ベンチには緊張感があった。攻撃の手を緩めず、計13安打10得点。投げては今夏初先発の山内が五回までを2失点に抑え、継投した水谷優も踏ん張った。尾崎監督は、「去年の教訓を生かせた」。(小林直子