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 全国高体連陸上専門部は、29日から岡山市で始まる全国高校総体陸上競技の大会プログラムで、鉄剤注射の危険性を訴えている。長距離選手の貧血対策として広まっている鉄剤の過剰投与の問題に取り組む日本陸上競技連盟が高体連に要請した。

 鉄を注射で静脈から大量に入れると、肝臓や心臓などに沈着し機能障害を起こす恐れがある。日本陸連がまとめた「アスリートの貧血対処7カ条」を、イラストを使ってわかりやすく説明。食事での適切な鉄分摂取や、定期的な血液検査を勧めるとともに、安易な鉄剤注射を戒める内容だ。

 夏の高校総体だけでなく、秋から冬にかけて開かれる高校駅伝の各都道府県大会や全国大会でもプログラムを使って広報活動を続けるという。日本陸連の関係者は「選手の親に危険性を知ってもらいたい」と話している。(酒瀬川亮介)

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