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 東京都知事選は31日に投開票を迎える。首都の新しい顔に求められる資質とは何だろうか。どういう基準で選ぶのがいいのだろう。

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 生まれは京都ですが、東京に来て20年近く経ちます。都知事って言うと、他の知事よりもワンランクもツーランクも上なんちゃいますか。扱っているお金が圧倒的ですもん。税金もたくさん上がってくる。東京がこけたら、全国みんなこける状態じゃないですか。

 なので、新しい都知事には、政策にしても何にしても、何か誇れるものを一つやってほしいですね。このシステムつくったのは、あの都知事だって言われるようなものを。スケールでかくやってほしい。都民としても、しっかりとそれができる人を選びたいですね。

 同時に、普通の感覚を持ち合わせてほしい。僕らもこんな商売してたら、普通の感覚じゃないことも多々あるのかもしれない。だけど、政治家としゃべると、僕らよりもよっぽど普通じゃないですからね。

 例えば、どんな風に都知事が視察に行っているのかを、都内のおばちゃん連れて行って、一回見てもらうのはどうですか。どんな飛行機乗って、どんなもん食べるのか。オンブズマン的な感じで、ありのままの感想を伝えてもらえばいいじゃないですか。新知事には、そういった感覚を採り入れる人になってほしい。(聞き手・岡戸佑樹)

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 〈ちはら・せいじ〉 京都府出身で、東京都在住。1989年に弟の千原ジュニアさんと「千原兄弟」を結成。94年に上方漫才大賞新人賞を受賞。