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 終電が気になる28日深夜の錦糸(きんし)公園(東京都墨田区)。静かだが異様な熱気に包まれていた。スマートフォンを手に、先週日本に上陸したゲーム「ポケモンGO」に熱中する人、人、人。中年の男性、子連れの母親、カップル、サラリーマン、学生らが時間を忘れてスマホ画面に現れるポケモンを捕まえている。300人はいるだろうか。うろうろしたり、外灯に寄りかかったりしながらほぼ全員、視線は手元に落としたまま。

 フリーターの上野竜之介さん(22)は「ポケモン世代」だという。「ここはポケストップがたくさんある。フシギダネやイーブイの巣もあって楽しい」と、ゲームのキャラクター名を次々と挙げた。時間は日付がかわった午前0時半。誰かの声が聞こえた。「あと1匹捕まえたら帰ろう」(鬼室黎)