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 民進党の岡田克也代表(63)は30日夕、党本部で記者会見し、9月の党代表選に立候補せず、同月末の任期限りでの退任を表明した。32議席を確保した参院選を踏まえて「負けは負けだが、どん底から反転攻勢できる一歩を踏み出せた。一区切りつけ、新しい人になった方が望ましい」と語った。党代表選は9月2日告示、15日投開票で行われる。

 岡田氏は、2014年末の総選挙で海江田万里・民主党代表(当時)が落選したことに伴う代表選で選ばれ、15年1月に代表に就任。今年3月に発足した民進の初代代表に就いた。与党が勝利した今月10日の参院選後は、自らの去就について「白紙の状態」と言い続けてきた。

 この日の会見では、任期中に旧維新の党との合併や参院選で共産党などとの野党共闘を実現した点を挙げ、「達成感がある」「自分ができることは、全てやったと思っている」と述べた。代表選不出馬の判断は「1週間前に事実上固めた」とも明かした。

 そのうえで「新しい人に担ってもらうことが、政権交代可能な政治のために良い」とし、党刷新の必要性を強調。今後の党運営の方針は次期代表に委ねるとしつつ、「大きな方向性はレールを敷いたので、その中でやってほしい」と述べ、参院選1人区で野党候補が11議席を確保するなど一定の成果を出した野党共闘の継続を求めた。

 ただ、民進や共産など4党推薦候補も立つ東京都知事選の投開票前日に退任表明したことには、民進内にも「選挙終盤にありえない」との批判がある。これに対し、岡田氏は「来週(8月1日)から国会があり、このタイミングが良いと考えた」と説明。都知事選への影響についても「全くない」と否定した。

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