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「ハンサムマザー」はとまらない:36

今尾朝子

 「独身時代と違って、四六時中ひとりになれない今こそ、たまには夜の息抜きが必要だと痛感します」とは、VERY読者さんのつぶやき。そんな風に思うママたちは多いものの、“夜遊び”として行動におこしている人は少数派かもしれません。“母親が夜遊び”というと聞こえが悪いですが、要するに昼ではなく夜ごはんを食べに行くということ。遊び相手は、ママ友や学生時代の女友達。あえて夜なのは、お酒や夜の雰囲気を楽しみたいから。

 今回VERYが行った取材では、飲みに行く頻度は月に1回や2~3カ月に1回という人が50人中過半数でした。その際、子供の面倒を頼むのは、ほとんどの人が夫。今どきの子育て世代は、妻が息抜きの時間を持つことに対して、夫婦間で協力し合っているようです。ママの側には、この時間を単にお留守番という発想でなく、日ごろ忙しい夫に子供との絆を深めてもらいたいという願いすら感じました。

 ママたちも、手放しで夜遊びに出かけるわけではありません。集合は週末の午後5時など、早めの時間に設定。家族の夕飯を用意してから出かけるのが基本です。その時間なら人気のお店も予約がとりやすいとか。お酒に飲まれることなく、翌朝からママが元気でいるために、「二次会はお茶」というルールを決めているという声も。

 近場のママ同士、午後10時集合を目指すというグループもいました。お風呂、夕食、歯磨き、寝かしつけまでして、帰ってきた夫とバトンタッチすれば、夫の負担にもならず、子供たちがママの不在を知らずに済むという理由から。一番ハードルが低いのは夜遊びも子連れで、と割り切るパターン。DVD完備の個室やお座敷タイプ、あるいは子供たちの騒ぐ声が響かないテラス席を選ぶといった店選びが肝心のようです。

 久しぶりにガールズトークに花をさかせ、子供に聞かせたくない子育ての悩みや愚痴をさらけ出し、ストレス発散するママたちのたくましさ。そんな行動力のあるママの子どもたちも幸せ者だなと感じた取材でした。だって明日には、とびっきりのママの笑顔に会えるのだから。(VERY編集長)