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 夏休みに海外旅行をする人も多いと思いますが、気をつけなければいけないのが蚊です。刺されるとデング熱やマラリアといった感染症にかかる恐れがあり、深刻な場合は死に至ることもあります。どう対処すればいいのか、専門家らに聞きました。

まずは長袖・虫よけ剤

 「デング熱に気をつけて」「虫よけスプレーをどうぞ」

 東京・代々木公園前で7月中旬、経済連携協定(EPA)で来日したインドネシア人看護師ら約10人がデング熱の症状などをまとめた啓発パンフレットを配り、用意した虫よけ剤の利用を呼びかけた。蚊がウイルスを媒介して高熱を引き起こす感染症で、同国では2014年に600人以上が死亡するなど流行。日本でも2年前に首都圏を中心に約160人が国内感染したと知り、企画した。

 厚生労働省によると、海外でデング熱に感染して帰国する日本人は毎年200人ほどいる。先月にはフィリピンから帰国した新潟県の30代女性が、デング熱が重症化した「デング出血熱」で日本国内では11年ぶりに亡くなった。

 国立感染症研究所ウイルス第一部の西條政幸部長は、「デング熱は基本的には自然に治り、致死率は高くはないが、中には出血症状や循環不全などの重い状態になることがある。どういう要因で重症化するか詳しくは分かっていない」と話す。

 蚊がウイルスなどを媒介する感染症は、ほかにマラリアやジカ熱などもある。マラリアなど予防薬である程度防げるものがある一方、デング熱やジカ熱にはこれらがなく治療薬もない。このため、流行地ではまずは蚊に刺されないようにするのが第一だ。何に気をつければいいのか。

 代々木公園前で注意を呼びかけたインドネシア人看護師モハマド・ユスプさんは「長袖と長ズボン、靴下をはいて肌を出さない」服装と、虫よけ剤の適切な利用を勧める。また、同国では汗をかくと小まめに水浴びし、蚊が好む汗の臭いを消しているという。

■渡航前に情…

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