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 韓国の最高検察庁は1日、北朝鮮が米グーグルや政府組織を詐称したサイトを作り、韓国政府当局者ら90人のメールを読み取ろうとしたと発表した。同政府によれば、北朝鮮によるサイバー攻撃は多様化し、今年上半期の被害件数は昨年同期の2倍にのぼる。

 最高検によれば、北朝鮮は1~6月にかけて詐称サイトを開設。パスワードの変更を求めるフィッシングメールを外交、統一、国防省関係者らに送っていた。北朝鮮政策に関する情報を盗もうとしたとみられる。

 北朝鮮は今年上半期、韓国の防衛産業やIT保守分野など様々な企業にサイバー攻撃をかけた。北朝鮮側が韓国最大級のインターネット・ショッピングモールから顧客情報を盗み、30億ウォン(約2億8千万円)を要求する事件も起きている。

 韓国の情報機関、国家情報院は昨年4月、北朝鮮のハッキング専門家や支援要員が約6800人にのぼることを国会に報告した。(ソウル=牧野愛博)

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