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 東京都目黒区の碑文谷公園の池で6月、世田谷区の無職阿部祝子(ときこ)さん(当時88)の切断された遺体が見つかった事件で、警視庁は2日、同区野沢3丁目の無職池田徳信(やすのぶ)容疑者(28)=死体遺棄罪で起訴=を強盗殺人容疑などで再逮捕し、発表した。「黙秘します」と話しているという。

 捜査1課によると、池田容疑者は6月20日未明ごろ、マンション3階の阿部さん宅にベランダから侵入し、室内にいた阿部さんを殺害。現金数十万円を奪った疑いがある。室内には財布などに現金約20万円が残っていたが、同課は、池田容疑者が持ち去った現金はそれと別に保管されていたものとみている。容疑者の銀行口座には事件後、持ち去ったとみられる金額の入金が確認されたという。

 同課の説明では、池田容疑者は殺害後にいったん阿部さん宅を離れ、再びベランダから侵入。遺体を風呂場で切断し、バッグに入れて約600メートル離れた公園の池に運んで捨てたという。

 遺体は6月23日午前に見つかり、警視庁は防犯カメラの映像などから7月9日に池田容疑者を逮捕。当初の調べに「金の保管場所を聞くために阿部さんを起こした。起きて騒がれそうになったので首を絞めて殺した」などと話したという。