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 小型無人飛行機「ドローン」の製造を手がける国内大手の「エンルート」(埼玉県ふじみ野市)が大分市内に研究所を開き、農業用ドローンの販売や産業用無人機の開発などをする。9月から事業を始める予定。

 同社は2006年10月に設立し、昨年9月期の売上高は約4億円。ドローンをはじめとした産業用小型無人機の設計開発と製造などを手がけている。国土交通省の依頼をうけて、熊本県南阿蘇村の阿蘇大橋の崩落現場の測量調査、御嶽山(岐阜、長野県境)と桜島(鹿児島市)の観測調査も担った。

 大分市に立地するのは、九州を今後の営業先として重視し、実証実験のしやすい山と海があった地理的な要因が大きいと説明している。今後、大分市を拠点に農薬散布など農業用ドローンの販売促進をしたり、無人航空機技術を生かした海洋無人艇や無人車両など産業用無人ロボットの開発をしたりする。

 伊豆智幸社長は2日に県庁で進出表明の記者会見を開き、「大分には海も山もある。ここを拠点に九州、四国で活動を広げていきたい」と話した。(平塚学)