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 相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が死亡した事件で、殺人容疑などで送検された植松聖(さとし)容疑者(26)が今春、生活保護を受給していたことがわかった。相模原市が明らかにした。福祉事務所の窓口で、「預貯金が底をついてしまった。働いていないので生活できない」と訴えたという。神奈川県警は植松容疑者の生活状況についても調べている。

 市によると、植松容疑者は3月24日に窓口を訪れ、「親族の援助もなく、1人で暮らしている」などと話したという。市は収入がないことなどを確認し、生活扶助を4月3日に給付した。3月24日から31日までの日割り分と4月分だったが、4月下旬に雇用保険が支払われたことを確認し、4月分は返してもらったという。

 植松容疑者は2月19日に園を自主退職。親と離れ、園近くの一戸建てで1人で暮らしていた。友人の男性は「園の仕事を辞めてからずっと仕事をしていないのではないか」と話す。(白石陽一)