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 国家ぐるみのドーピング隠しが発覚したロシアのリオデジャネイロ五輪出場問題で、セーリングの国際統括団体ワールドセーリングは3日、いったん出場権を取り消した男子470級のパベル・ソジキンの出場資格を認めると発表した。国際オリンピック委員会(IOC)がロシア選手の出場に関する追加の基準を設け、それに基づいて再検討した。出場できるかはIOCが最終判断する。ロシア五輪委員会のジューコフ会長は「良いニュースだと思う。最終的には270~280人の選手が出られると思う」と語った。

 発表によると、世界反ドーピング機関(WADA)の報告書にソジキンについての記載があり、ワールドセーリングはIOCの基準に基づき、出場を認めなかった。ところが、報告書に記載があっても、ドーピング違反に値する禁止薬物への言及がなければ出場権を取り消さなくていいとの追加の基準が8月2日に送付されたという。ワールドセーリングは、WADA報告書にはソジキンが検査で陽性になったかどうかの言及がなかったため、出場資格を認めることにしたという。(リオデジャネイロ)