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 ウイルスを持つ蚊に刺されて感染する日本脳炎の予防接種について、日本小児科学会は、近年患者が報告されるなど感染のリスクが高い地域では、通常3歳で受ける最初の接種を前倒しするよう呼びかけている。3歳未満の子どもが発症した例があることを受けた。

 日本脳炎はウイルスを持つ豚の血を吸ったコガタアカイエカを介して感染する。感染しても発症するのは100~1千人に1人とされるが、発症すると20~40%の人が亡くなり、けいれんや意識障害などの後遺症が残ることもある。過去には年1千人以上の患者が報告された年もあったが、ワクチンの普及もあり1992年以降は年10人以下で推移する。法律では生後6カ月から接種できるが、国は標準的なスケジュールを3歳からとしている。

 ただ、2011年には沖縄県で1歳児、昨年は千葉県で0歳児が日本脳炎にかかった。小児科学会は今年2月、最近患者が報告された地域や豚のウイルス感染率が高い地域では生後6カ月から接種を受けるよう推奨する見解をまとめた。

 千葉県は4月、市町村に対し早期接種の検討を呼びかけた。養豚業が盛んな旭市では地元の小児科医と連携し、乳幼児健診の際に勧めている。佐藤好範・県小児科医会長は「患者が1人出れば、その周辺に多くの感染者がいると考えられる。ワクチンで防げるものは防ぐべきだ」と話す。

 静岡県小児科医会も早期接種を…

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