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 蒸し暑い夏、まっただ中。少しでも快適に過ごすために、植物から香り成分を抽出した精油(エッセンシャルオイル)を使ったアロマテラピーを試してみてはいかがでしょうか。

 アロマテラピーは、精油の香りで心身の不調を和らげる自然療法。公益社団法人日本アロマ環境協会に、夏におすすめの精油と、使い方を聞いてみた。

 同協会認定アロマテラピーアドバイザーの藤谷菜未さんは、「夏に適した香りは、ペパーミント。体感温度や不快感を和らげます」と言う。

 東京大学生産技術研究所の馬郡文平・特任講師らの研究で、空調温度が28度のオフィスで仕事をする人が、ペパーミントの精油の香りを漂わせなかった場合は11%が不快感を感じたが、漂わせたところ不快感を感じた人は4%だったという結果が出た。馬郡さんは「化学物質が含まれる芳香剤では効果がなく、天然のペパーミント精油が体感温度を下げる。ユーカリなど他の精油と混ぜるとより快適になります」。

 また、湿度が高いとじめじめしてくる。日本アロマ環境協会が発行するアロマテラピー学雑誌で発表された研究では、ラベンダーやティートリーの精油は、水虫などの原因になる白癬菌(はくせんきん)や、浴室のタイルのすきまなどに発生するクロカビの繁殖を抑える効果があることがわかった。

 これらの精油を手軽に利用できる方法を、藤谷さんに教えてもらった。

 扇風機のガードに結びつけたリボンに、精油を2~3滴しみこませる。扇風機の風とともに、天然の香りが部屋に広がる。

 手作りのアロマスプレーも簡単に作ることができる。スプレー容器に、無水エタノール5ミリリットルを入れ、用途に合わせた精油を3~5滴加えて混ぜる。その後、精製水45ミリリットルを加えてよく振り、室内にスプレー。無水エタノールと精製水は薬局で購入できる。

 精油は植物の香り成分を凝縮し…

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