[PR]

 民進党の蓮舫代表代行は5日に記者会見し、9月の代表選への立候補を表明した。共産党などとの野党共闘を進めた岡田克也代表の路線を継承する考えを示した。憲法改正については「9条は絶対に守る」としつつ「(国会の憲法)審査会が動いたら積極的に参加する」と主張。参院選で掲げた「安倍政権下での改憲阻止」との整合性も問われそうだ。

 代表選は9月2日に告示、15日に投開票される。蓮舫氏が最初に出馬表明をしたことで、対立候補を立てる動きが注目される。

 蓮舫氏は会見で、次期衆院選に向け、共産を念頭に「政権選択選挙で、綱領や政策が違うところと一緒に政権をめざすことはあり得ない」と明言。一方で、野党間の選挙協力については「これまでの基本的枠組みは維持」するとし、継続する姿勢を示した。

 安倍晋三首相が意欲を示す改憲をめぐっては、衆参両院の憲法審査会での議論に肯定的な立場を示し、「必要に応じて党内で議論し、提言するのは当然の成り行きだ」と述べた。

 首相が進めるアベノミクスについては「分配の成果が出ていない」と批判し、「民進の政策が国民に伝わり切れていない。自分の発信力で変えていきたい」と表明。政権との対立軸を打ち出す意欲を見せた。