航空各社は5日、お盆期間(10~21日)の予約状況を発表した。11日が「山の日」となったことで日並びがよく、国内線、国際線とも予約数が前年比で1割ほど増加。国内線のピークは下りが10~12日、上りは14~16日ごろを中心に分散する見通しだ。
国内線の航空11社の予約は、前年同期より9・7%多い372万5286人となった。全日空と日本航空によると、特に九州・沖縄と中国・四国方面が好調という。地震の影響で一時利用が落ち込んだ熊本線も、復興支援の特別料金などが奏功し、持ち直しているという。
国際線は航空6社で76万7598人と、前年同期比10・5%増。国際線運賃に上乗せされる燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)がゼロとなったり、円高が進んだりしたことも後押しした。テロの影響で日本発の旅行需要が減っている欧州線も、訪日外国人の増加が補うかたちで、予約数は昨年並みとなった。
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朝日新聞社会部