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 北海道の新千歳空港国内線ターミナルで5日に、乗客が金属探知機を通らず保安区域に入ったトラブルを受け、国土交通省は、すり抜けを防ぐロープの設置などの再発防止策を講じるよう全国の空港に文書で指示した。国交省への取材で8日、分かった。

 指示は5日付で、探知機脇のスペースにロープを張ったり、複数の職員で確実に検査状況を確認したりすることを求めている。

 新千歳のトラブルでは、乗客の女性が検査を受けずに保安区域に入り、そのまま羽田行きの便で出発した。空港はこの女性をすぐに特定できなかったため、国内線出発便の運航を見合わせ、すでに保安区域に入っていた乗客約1千人の検査をやり直した。この影響で11便が欠航し、最大3時間の遅れが出た。