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 イタリア南部シチリア島マルサラの港で5日、パトロールを終えた沿岸警備隊が溺れた子ネコを救出し、人工呼吸をして蘇生させる一幕があった。

 沿岸警備隊の発表によると、船員の1人が海へ飛び込み、ぐったりと動かずに海面に浮かぶ子ネコをとりあげた。生後1カ月ほどの小さな子ネコに、人間にするのと同じように口をつけて人工呼吸で息を吹き込み、心臓マッサージを施し、水を吐き出させるなどして蘇生を試みた。「息をして」との呼びかけに答えるように、子ネコは数分後、「ニャオ」と小さく鳴き、息を吹き返した。

 子ネコはマルサラの海事当局に引き取られ、「チャーリー」と名付けられた。獣医師の診察を受け、健康状態は良好だという。(ローマ=山尾有紀恵)