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 高松短大が9日、県内の高校生を対象にした保育体験ツアーを初めて開いた。応募した約60人の高校生が保育学科の教授らと2カ所の保育所を訪れ、子どもたちとふれあったり、保育士の話を聞いたりした。

 待機児童問題をきっかけに保育士不足や待遇面の課題も取りざたされるなか、若い世代に保育士の仕事を知ってもらおうと企画した。高松市仏生山町のカナン保育園には約30人が訪問。絵本を読んであげたり、水遊びを見守ったりしてふれあった。香川中央高校3年の柳井梨歩さん(17)は「1歳児と接して言葉じゃないコミュニケーションの大事さを感じた。小さい子も、体を動かすことも好きなので保育士になりたい」と話した。

 保育学科の柴田玲子教授は「保育士はしんどい仕事とクローズアップされ、高校生自身が敬遠したり、保護者が保育士になるのを勧めなかったりする風潮がある。子どもの成長をそばで見られる喜びのある仕事だと感じてもらいたい」と話した。12月にもツアーを開く予定。(多知川節子)