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 13日に90歳の誕生日を迎えたキューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長が、オバマ米大統領が広島訪問の際に、原爆投下を謝罪しなかったと批判した。共産党機関紙「グランマ」(電子版)が同日、掲載した。

 カストロ氏は、大国が多くの人の命を奪うかどうか決めるのは許されないと主張。オバマ氏が広島を訪れた際、大勢の命を奪ったことを謝らなかったと非難し、長崎への原爆投下も同様の犯罪だなどと指摘した。また平和を守る必要性を繰り返し述べなければならないと締めくくった。

 カストロ氏は13日、ハバナ市内のカール・マルクス劇場で開かれた自らの誕生日を祝うイベントに出席。弟のラウル・カストロ議長、ベネズエラのマドゥロ大統領とともにイベントを見守る様子がテレビで生中継された。グランマに写真も掲載された。(リオデジャネイロ=平山亜理