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 2015年の世界のビール生産量は前年比1・1%減の1億8864万キロリットル(大瓶換算約2980億本)で、2年連続の減少となった。景気減速で中国や米国、ブラジルが生産を減らしたことが影響した。キリンが独自アンケート結果などからまとめた。

 最大の生産国の中国は、夏の天候不順もあって前年比4・3%減の4299万キロリットル。2位の米国は1・4%減の2228万キロリットル。米国ではワインやウイスキーに人気が移った影響もあるようだ。3位のブラジルは2・0%減の1385万キロリットル。14年のサッカーワールドカップ向けに生産を増やした反動もあるという。

 一方、ベトナムは20・1%増と大きく伸ばした。経済成長に支えられ、15年連続で拡大している。同国などアジアの市場拡大にビール各社は注目しており、ベトナムに工場を持つサッポロホールディングスは7月に新商品を投入。キリンは昨年ミャンマーのビール最大手を買収した。(和気真也)

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