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 3匹のメスのドチザメしか泳いでいない魚津水族館(魚津市三ケ)の水槽で今春、赤ちゃんが生まれた。「マナ」「カナ」と名付けられた2匹は、母ザメの大きな水槽の脇に設置された小型水槽でヒラリヒラリと泳ぎ回り、8月末まで展示される予定。しかし、メスしかいない水槽からどうして生まれたのか?

 ドチザメはやや深い海の底で生息する小型のサメで、最大で全長約1・5メートルに成長する。富山湾で捕獲されるサメとしては最も一般的な種になる。

 2匹は5月8日に誕生し、いずれも体長20センチ余りに育っている。同館によると、2匹が生まれた理由について三つの仮説が考えられるという。

 一つ目は「単為生殖」。メスが自分の卵子だけで赤ちゃんを作った可能性だ。米国の水族館でシュモクザメが単為生殖で子供を産んだなど、数例の報告があるという。しかし、ドチザメでは聞いたことがなく、単為生殖なら世界初の可能性がある。

 二つ目は「貯精」。サメの仲間…

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