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 中学受験をめぐる口論の末、小学6年の長男(12)が父親に自宅で胸を刺されて死亡したとされる事件で、逮捕された運送会社員の佐竹憲吾容疑者(48)=名古屋市北区、殺人容疑で送検=が、県警の調べに「自分の人生はうまくいかなかったので、子どもには頑張って欲しくて厳しくした」という趣旨の説明をしていることがわかった。

 県警への取材で判明した。県警は、死亡した崚太(りょうた)君に対する過度な期待が背景にあったとみて調べる。

 捜査関係者や小学校の友人らによると、崚太君は医師を目指しており、佐竹容疑者は自分がかつて通った名古屋市内の進学校の私立中学に入るよう、崚太君に勧めていた。佐竹容疑者はこれまでにも、勉強するように崚太君を強く叱ることがあったという。

 佐竹容疑者は21日午前10時ごろ、自宅マンションで崚太君の右胸を包丁で刺した疑いがある。佐竹容疑者が崚太君を病院に運んだが、その後に死亡が確認された。