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 はしか(麻疹)に感染していた男性が千葉市の幕張メッセで開かれた大規模コンサートに参加していたなどとして、厚生労働省は24日、新たな感染者を見逃さないよう医療機関に注意を呼びかけることを都道府県などに要請した。

 厚労省などによると、男性は兵庫県西宮市在住の19歳。海外で感染したとみられ、家族3人も感染が確認された。男性は9日に39度を超す熱が出て、その後、全身に発疹も表れた。13~15日に神奈川、千葉、東京を訪ね、14日には幕張メッセであった人気アーティストのジャスティン・ビーバーのコンサートに出かけていたという。19日に西宮市内の医療機関ではしかと診断された。

 はしかは感染力が強く、空気感染や飛沫(しぶき)感染、接触感染などさまざまな経路で感染する。免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症する。感染して約10日後に、かぜのような症状が出た後、高熱や発疹が出る。妊娠中にかかると流産や早産を起こす可能性もある。

 この男性のケース以外にも別の患者の報告があり、厚労省は医療機関に対し、受診した患者に発熱や発疹といった症状があれば、はしかを疑うことや、院内感染を防ぐ対策をとることを求めている。

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