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 国内最大の指定暴力団山口組(本部・神戸市)が分裂してから27日で1年になる。警察庁のまとめでは、離脱派が結成した神戸山口組(同・兵庫県淡路市)との間で殺人4件を含む86件の事件が発生。集中取り締まりで双方の延べ976人を逮捕した。警察は抗争が激化しないよう警戒を続けている。

 警察庁の坂口正芳長官は25日の記者会見で「取り締まりや暴力団対策法の活用で両団体の弱体化、壊滅を図る。万一にも市民が巻き添えにならないよう警戒を徹底していく」と述べた。

 警察庁によると、今年3月1日時点で山口組は組員約5700人、傘下組織は44都道府県に及び、神戸山口組は組員約2700人、36都道府県に傘下組織をもつ。直系組長は今月25日現在で山口組が54人、神戸山口組が24人。

 分裂後、対立抗争状態にあると警察庁が判断した3月7日までに双方の関係者が絡む事件は20都道府県で49件起きた。その後今月24日までに17都道府県で37件発生。そのうち4月15日に神戸山口組が指定暴力団に指定されて以降は11件と発生頻度は鈍化傾向にあるが、銃や刃物による殺人が5月以降3件起きている。

 警察は3月7日以降、全国で集中取り締まりを行い、今月21日現在、山口組側の組員延べ623人(直系組長延べ9人を含む)、神戸山口組側の組員延べ353人を逮捕した。組員の身分を隠して口座を開設するなどの詐欺や、暴力行為等処罰法違反、傷害、恐喝、覚醒剤取締法違反などの容疑が多いという。

 指定暴力団の指定で用心棒代な…

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