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 組織的な秘密資金作りなどの疑惑に揺れる韓国ロッテグループの李仁源副会長(69)が26日朝、ソウル近郊の京畿道楊平郡の山道で遺体で見つかった。警察当局は、李氏が近くの木で首をつって自殺したとみている。李氏は同グループ会長の辛東彬(シンドンビン)氏=日本名・重光昭夫=の最側近。ソウル中央地方検察庁は同日、李氏を取り調べることにしていた。

 警察当局などによれば、李氏は25日夜にソウルの自宅を出たまま行方がわからなくなっていた。現場近くの李氏の車から遺書が見つかった。

 李氏はグループ全体を統括する司令塔役で、系列社間で行ったとみられる秘密資金作りに関与している可能性があった。ソウル中央地検は同氏を横領や背任の容疑で調べたうえで、辛会長の捜査につなげる方針だった。同地検幹部は26日午前、「大変痛ましく思う。捜査の日程を再検討する」と語った。(ソウル=牧野愛博)

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