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 鉄道・運輸機構などは26日、相模鉄道がJR、東急とそれぞれ直通運転を始める事業の開始が、最大で3年半ほど遅れると発表した。延期による事業費の増額は約1283億円となり、総額で4千億円を超える見通しだ。

 この事業は、相鉄線西谷駅とJR東海道貨物線を新線でつなぎ、羽沢駅(仮称)を新設。さらに羽沢駅から新設の新横浜駅(仮称)を経由して、東急東横線・目黒線の日吉駅間に連絡線を敷設する。横浜駅を経由せず、県央地域から都内へのアクセスが可能になる構想だ。

 相鉄は2018年度にJR、19年4月に東急へ直通運転を開始する予定だった。だが用地取得が難航し、想定よりも地盤が軟らかく地盤改良の工事が必要となったことなどから、JRは19年度下期、東急は22年度下期に開業時期を変更した。

 2739億円を見込んでいた事業費も、工期の延長や建設資材の高騰から4022億円になると想定。事業費は国と、鉄道・運輸機構、県・横浜市がそれぞれ3分の1を負担する。