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 2004年アテネ五輪女子マラソン金メダリストで今年4月に引退した野口みずきを育てた広瀬永和(ひさかず)さん(51)が、新たにチームを立ち上げた岩谷産業陸上競技部(本拠・大阪府箕面市)の監督に就任した。女子チームで、選手が入ってくるのは来年4月から。文字どおりゼロからのスタートとなる。新たな挑戦の理由と思いを聞いた。

 大阪市中央区の岩谷産業大阪本社で働く広瀬監督を訪れたのは8月下旬。かつて現場で指導していた時のジャージー姿ではなく、白いシャツとスラックスで現れた。

 現在は会社で立ち上げ準備をしたり、全国各地の大会に顔を出して選手の勧誘をしたり。「まだ岩谷産業陸上部の知名度がないから、ピンとは来てもらえないこともあるが、野口を指導したということで興味を持ってもらえることもある」。来年度からのチーム始動に向けて、動き出している。

 1991年にワコールに入社して以来、指導歴は四半世紀を超える。その間、野口のほか、96年アトランタ五輪女子マラソン代表の真木和(いずみ)ら、名選手を育成してきた。今年5月末まではシスメックスの総監督だった。ゼロからのチームに移ることにためらいはなかったのか。「全くなかった。自分の色づけができる魅力がある。大変なのは分かっているが、どんなチームができるのか楽しみ」。ワコールやシスメックスでは藤田信之監督の下で長くコーチを務め、その後チームを引き継ぐ形で監督となった。いつかは、自分の力でチームを作り上げたいと思っていた。

 こだわったのが関西という土地…

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