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 韓国ロッテグループによる秘密資金疑惑を捜査しているソウル中央地方検察庁は1日午前、創業者、辛格浩(シンギョクホ)氏=日本名・重光武雄=の長男、辛東柱(シンドンジュ)氏=同・重光宏之=を事情聴取した。同地検は辛東柱氏が、実態のない役職に対して多額の報酬を受け取っていたとして横領の疑いで調べる。

 同氏は、次男で韓国ロッテグループ会長の辛東彬(シンドンビン)氏=同・重光昭夫=と、ロッテホールディングス(HD)の経営を巡って対立し、2015年1月に同副会長を解任された。

 同地検は今年6月に韓国ロッテグループの強制捜査に着手。グループ内で政治工作用資金を捻出していた疑いがあるとして、関係者らを横領や背任行為で取り調べている。8月下旬には、同グループの李仁源副会長が事情聴取直前に自殺した。

 同地検は辛東柱氏の聴取を終えた後、辛格浩氏も対面か書面で調査し、最終的に辛東彬氏の聴取に踏み切る方針だ。(ソウル=牧野愛博)

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