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 東京都立川市で8月26日にあったアニメのイベントに、はしか(麻疹)の患者が訪れていたとして、都が注意を呼びかけている。イベントはJR立川駅近くにある商業施設「コトブキヤ立川本店」で開かれ、この患者は午後3~7時に滞在していたという。

 また、関西空港を運営する関西エアポートは、空港内の誘導や受付などを担うグループ会社の社員ら16人がはしかに感染したと発表した。ほかに21人に感染の疑いがあるという。

 厚生労働省によると、はしかに感染し、8月14日に千葉市の幕張メッセでのコンサートに参加した兵庫県西宮市の男性も7月下旬に関空を利用していた。感染が確認された関空で働く社員の一部とこの男性のウイルスは同じ型で、厚労省はいずれも関空内で感染したとみている。

□ はしか(麻疹)とは

 麻疹ウイルスによって引き起こされる感染症。空気、飛沫(ひまつ)、接触で感染し、感染力は非常に強い。免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症する。一度発症した人は、免疫が生涯持続すると言われている。感染すると約10日後に発熱やせき、鼻水など風邪に似た症状が出る。2~3日熱が続いたあと、39度以上の高熱と発疹が現れる。肺炎や中耳炎を同時に起こしやすく、脳炎を発症することもある。手洗いやマスクのみでは予防できず、ワクチンが有効。近年、国内で確認された患者は、いずれも海外から持ち込まれたウイルスによるもので、昨年3月に世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務局から日本が麻疹の「排除状態」にあると認定された。

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