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 2日にベルリンで開幕した欧州最大の家電見本市「IFA」で、ソニー、パナソニックの日本勢が暮らしに溶け込む「さりげない家電」を打ち出している。照明の形をしたスピーカーやレシピを表示するワインセラーといった家電や通信の機能をインテリアなどに埋め込んだ。家電単品ではなく「暮らしの豊かさ」の提案で差別化を狙う。

 世界から1800社超が参加した今年のIFA。なかでも来場者の興味を引いていたのが、パナソニックのブースに展示されたワインセラーだ。透明な扉をぽんと押すと、表面に料理のレシピが映し出された。

 同社独自の透明ディスプレーはネットとつながり、ワインに合う料理を案内する。キッチンのコーナーにあるIHヒーターの脇にもこのディスプレーが備えつけられ、動画を参考に調理ができる。「使わない時は家具としてキッチンに溶け込み、存在を主張しない」(担当者)のが売り。いずれも3~5年先を目標に開発している。

 ソニーも、自社技術で新しい生活空間を提案するプロジェクト「ライフスペースUX」を紹介するコーナーを設け、照明ガラスが振動して音を出すスピーカーなどを展示した。

 また、プロジェクターや照明などが連動し、部屋の中を自分の好きな空間にまるごと変える試作段階の技術も紹介。例えば、プロジェクターで壁に映ったボタンの中から「森」を選んで押せば映像が木々にかわり、照明が柔らかい光になるなど森の中にいる感覚を楽しめる。(ベルリン=寺西和男)

部品の小型化、得意分野

 こうした「空間」や「体験」の…

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