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 最深部にごく小さな生物しか生息しないと考えられてきた摩周湖(北海道弟子屈(てしかが)町)で2日、国立環境研究所を中心とする研究チームが水深210メートルの湖底でウチダザリガニを捕獲した。摩周湖最深部で大型の生き物が見つかったのは初めて。

 同研究所の田中敦・基盤計測化学研究室長によると、湖底に死んだヒメマスを入れたカゴを6月下旬に設置。2日に引き揚げたところ、8~10センチの生きたウチダザリガニ3匹が入っていた。

 「透明度日本一」で知られる摩周湖は、湖水の栄養分が極端に少ない。大型の生き物は、もともといたエゾサンショウウオのほか、戦前から戦後に食用などで放流されたニジマスやヒメマス、ウチダザリガニ、移入経路不明なエゾウグイ以外はいないとされる。いずれも最深部で捕獲された例はなく、水生ミミズなどのごく小さな底生生物しか確認されていなかった。

 摩周湖は阿寒国立公園の特別保…

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