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 葉タバコを電気で加熱するなどし、煙を出さない新型たばこが人気だ。喫煙者から「周りを気にせず吸える」と支持され、発売から半年以上経っても品薄が続く。ただ、「安全とは証明されていない」と健康への影響を指摘する声もある。歩きたばこを禁じる条例を定めた自治体も、規制するか対応は割れている。

「気にせず吸える」

 九州最大の繁華街、福岡・中洲のスナック。3人が新型たばこを楽しんでいた。ホステスの女性(45)が吸うのは日本たばこ産業(JT)の「Ploom TECH(プルーム・テック)」。煙のようにくゆるのは霧(ミスト)で、たばこ臭くはない。「たばこと同じ『吸った』感がある。周りも気にせずに済むのが良い」と女性は言う。

 形は従来の紙巻きたばこと同じ棒状だが、仕組みは違う。食品添加物に使われるグリセリンなどが入った溶液を電気で熱し、別売りの葉タバコ入りのカプセルを通して気化した霧を吸う。

 今年3月、全国に先駆けて福岡市でコンビニを中心に発売された。インターネットでも同時に売り出し、発売5日間で1カ月の想定の5倍売れ、約1週間で出荷停止になった。6月下旬に再開したが生産が追いつかず、ネット予約は7月に締め切って以降、再開は決まっていない。JTは「想定外の売れ行き」と驚く。同市には「禁煙」をうたいつつ、新型たばこなら吸うことができるカフェもオープンした。

 フィリップモリスジャパンも4月に「iQOS(アイコス)」を全国で発売した。充電式の万年筆のような形の機器に、長さ4・5センチの専用たばこを差し込み、加熱して吸う。2014年の名古屋市での先行販売を含め、今年4月までに100万個以上が売れた。

 両社とも、従来のたばこ特有の…

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