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 58人が亡くなった2014年9月の御嶽山(おんたけさん、長野・岐阜県境)噴火の被災者家族らでつくる「山びこの会」は3日、9合目近くで小型無人飛行機(ドローン)を使って独自に行方不明5人の再捜索をした。手がかりがないか、画像などを精査するという。

 会員ら6人が見守る中、依頼を受けたドローン製造会社員らが、頂上付近を望む東側の尾根や谷を6回飛行させ、動画30~40分、画像300~500コマを撮影した。飛行させたのは入山規制区域内で、これまで長野県警の捜索が及んでいなかった場所という。

 行方不明の愛知県刈谷市の大学生、野村亮太さん(当時19)の父、敏明さん(56)は「山から帰してあげられないのはつらすぎる。遠慮がちな性格だった息子に『もう(遠慮しなくて)いいよ』と念じていた。一日も早く手がかりを見つけたい」と話した。(松本英仁)