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 オバマ米大統領が5月の広島訪問の際に寄贈した自作の折り鶴の展示が3日、長崎市の長崎原爆資料館で始まり、除幕式があった。11月末まで展示される。

 展示するのはオバマ氏が寄贈した4羽のうち、広島市から貸し出された1羽。常設展示室入り口前の無料エリアに、オバマ氏が広島平和記念資料館の芳名録に記した「核兵器のない世界を追求する勇気を持ちましょう」というメッセージの複製とともに展示された。

 オバマ氏の広島訪問に立ち会い、この日の除幕式にも参加した長崎東高校2年の安野伊万里さん(16)は「きれいに折られている。平和の祈りと原爆で亡くなった人への慰霊の気持ちがこめられていると感じた」と話した。

 来館者が鶴を折ることができる場所も設けられた。東京都東村山市の稲船準さん(45)は、きれいに仕上げるのに苦心したようで「(オバマ氏は)何回も折ったのだろう。平和を考えているのだと感じた」と話した。(岡田将平)